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寂しい思いをして過ごした為に、自分を 過小評価(自分には、愛される資格がない等)
する事が背景にあります。
その苦しみから逃れる為に、
「誰かに愛してほしい」「守って欲しい」
「満たして欲しい」と、激しく願う事です。
そして特定の相手に幻想を、かぶせる事。
それが恋愛依存症という名の共依存の形です。
幼い頃に両親から満足な愛を得られなかった為にだけ、この恋愛依存症に陥るのでしょうか?
「自分自身の恋愛体験」或いは「異性との関係」から発展する場合も多い事が明るみになりました。
失恋後や、不倫中「気づけば恋愛に依存していた」そんな事も多く、
それだけ「誰もが陥りやすい症状」だと言えるでしょう。
「次の相手となら」「今度こそ自分を救ってくれるだろう」下で触れますが、
そんな「幻想を、どんどん追い求めてしまうという悪循環」が
自分自身の恋愛体験からは、成立してしまうのです。
共依存に陥っていると、同様に「相手の個性や自分の個性」というものを尊重しなくなります。


恋愛依存とは「自分こそ絶対である」か
「相手こそ絶対である」と、一方的で対等の関係を築けません。
自分(相手)さえ良ければ相手(自分)の心はどうでもいい と、強迫的に
相手を愛する事で、自他と周囲に
強い苦痛を生み出してしまう症状です。
依存や共依存に陥っている場合の治療は困難です。
普通に見える人が、実は依存関係であったという事は多く、
誰しも「自分でどうしようもできない」状態に陥っているものです。
どうしようもない状態から、次から次へと相手を変えたりと安易に楽を求めてしまう。
「自覚と治す意志」がなければ難しいでしょう。
ここで肝心なのは本当の愛を知ること。
そして「自分を本当に愛する」事です。
愛しているから全てを許すとか。 愛しているから全てが許される訳ではなく
「愛するとは何か」「愛さないとは何か」本当に学び、
自分と相手が同じく感情を持つ「人間である」事を知るべきです。
恋愛は何も肉体関係を持たなければ、
成り立たないワケでは、決してないということを知ることが大切です。
逆に、そうした関係がなければ愛せない。
愛されてないと、想うコト自体が…愛ではなく、
依存関係になってしまうのです。
自分自身は、誰かが救ってくれるものではなく
自分自身が救い、愛するものです。
「自分自身を、まずつくる」事(自立)こそが、相手に依存しなくてもいい事に繋がります。
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