感情には目的がある

■感情には目的がある

感情のコントロール方法を知る為には、感情について理解する事が役に立ちます。

わたしは…感情が起こる原因を考えません。

「何故？」とは考えずに、「何の為に？」と考えるようにします。

つまり感情の目的を考えるのです。

何故なら感情とは何か目的があって、感情的に、なっているからです。

例えば誰かに何かを言われたとして…「あなたって思い遣りが無いわね」と
言われたコトで、あなたに怒りの感情が表れたします。

その場合は自分が何故、怒っているのかではなく。

その怒りが何の為に起こってくるのかを考えるのです。

すると自分では思い遣りを持ってやった行動だったのに、

分かってもらえなかったコトへの怒りであって。

本当はそうでは無いということを、

相手に気付かせたくて怒っているというコトに気付くとします。

そうしたら、怒ることでは無くて自分は思い遣りを持って行動したつもりだったのに…

思い遣りが足らなかったのかも知れないという気持ちを、

冷静に判断して相手に伝えるコトができるのです。

そうするコトで相手も自分が言い過ぎたと気付き

「言い過ぎた。ごめんね。」と互いに感情的に成らずに、

話し合うコトが出来るようになっていきます。