見取り図の書き方

【場面状況用紙】の[見取り図]の書き方に、ついて

3.[見取り図]の書き方見取り図の欄には、
これから書こうとする場面で、誰が、どこにいたか、簡単な図を書きます。

相手と自分の位置関係を、上から見た形で書きます。

人物は○、顔にある＞は視線の方向になります。

→(矢印)は、動きを表します。

違う場所に移動した場合は、見取り図を増やします。

 

{正)
どうして見取り図が必要なの、と聞きたいんでしょ？(笑)


{愛)
うん。でもね…何となく分かるよ。

見取り図を書くと、そのときの相手と自分の位置関係が思い出せると思うな。

そうすると、そのときのことが、
もっといろいろい思い出されてきそうな気がするわ。(^^)

{正)
見取り図を書くことは、
そのときの自分自身を客観的に見てみるということに、つながっていくんだよ。

そして、相手と自分の間にある距離や、
相手や自分の視線の方向には、心理的意味が含まれているらしいんだ。(^-^)



{愛)
そういえば、私、窓の方に視線をやりがちだった。

もしかしたら最初から、話しを聞くのがおっくうだったのかも 知れないなぁ。

ところで、見取り図をいつもちゃんと思い出せるとは限らないと思うけれど…(ーー;)

{正)
位置関係を覚えてない場合は、
見取り図の欄に「覚えていない」と書けばいいんだよ。(^_^)



{愛)
そうだ。もう１つ

用紙の１枚１枚、右上に記入年月日を書くようになってるよね。
いちいち入れるのは、めんどうだと思うんだけど。(-。－;)

{正)
でも、それも大切なことなんだ。

人間の心の状態っていうのは固定的なものじゃなくて、
時間の経過で変わっていくものだからね。

いつ書いたかっていうことが、後で自分の心の
軌跡を読み取るときにも、参考になるってことだよ。


それから、この用紙にはないけれど。
№を書き入れておくと、何かと便利だよ。

用紙は【場面状況用紙】【場面記述用紙】【記述による発見用紙】
の３枚あるからね。

【場面状況用紙】に№１と書き記しておいて。

【場面記述用紙】は№２

【記述による発見用紙】は№３ってふうに書き込んでいけばいいんだよ。